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脳にいいことだけをやりなさい

 「脳にいいことだけをやりなさい」という本を読みました。脳科学者の茂木さんが訳してる本です。ポジティブに思考・行動する。さらに良いことを考える。そうすると、幸せになっていくという内容です。胡散臭いように思ったんですが・・・そうでもないです。
(1)幸せなときには、前向きな経験を促すエンドルフィン、セロトニン、オキシトシン、ドーパミンという化学物質が脳で作られ&分泌される。脳でつくられる幸せの化学物質は、日々の行動によって増やすことができる。逆に顔をしかめると、コルチゾール、アドレナリン、ノルアドレナリンといったストレスホルモンが分泌され、高血圧や免疫機能の低下が進み、不安やうつ状態に対する抵抗力が弱まることがわかっています。(P.136)・・・だそうです。脳の動きは化学物質でコントロールされる。うん、納得。

(2)何があっても「これはきっと最終的に私のためになる。人生に"間違い"などという言葉はないのだ。必ずここから何かいいことを学べるはず」と思うことによって、「幸せ度」を上げることができます。(P.46)・・だそうです。

(2)については、会社を興して数ヶ月後に運転資金が足りなくなったことがあります。そのときに「会社を興すときに尻をたたいてくださった経営コンサルタントのKさん」に同じ内容のことをアドバイスされたことがあります。彼との会話を以下に記載します。
私:大手の会社は支払いの時期が遅いです。仕事を終わってから2ヶ月後に支払いということがあります。一方で、出て行く金は待ってくれません。だから運転資金が底を尽きます。
Kさん:お釈迦さんって知ってるか?潜在意識よりも、もっと深いところに「まやしき」って言うのがあってな、ええことでも、悪いことでも・・・実現すると思てたら、その通りになると説いたはる。そやからな「金がない」なんて思うな。「金がない」と思てたら、金がなくなる。「金は回ってくる」と思とけ。
私:でも、実際に金はないんです。(>_<;)
後日、Kさんが信用保証協会に連れて行ってくださって運転資金を借りました。その借金を1年くらいで返済して・・それからは、なんとかお金が回っていくようになりました。
私はそれ以来「困ったことがあったら、それは自分に与えられた課題だ。これを乗り越えたら、さらに上のレベルに上がれる。」と考えるようにしました。それ以降、トラブルがあっても困り果てることはなくなりました。
 だから・・・この本に書いてあること・・そこそこ当たってるんだと思います。

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 読んだ本リストにもコメントを書きました。
by cadic4d | 2009-04-22 04:48 | 読書 | Comments(1)
Commented by masami at 2009-04-25 00:08 x
ホントですよ。
遥か昔から宗教家や哲学者が言ってた事が科学的に証明されてきてるんですよね。
潜在意識は何も判断せずに全て命令として受け取るんです。
誰でも、前向きな言葉や思考が自己暗示になる事をなんとなく認めてるんだけど
後ろ向きな言葉や思考を潜在意識が命令として受け取ってるって事を知らないんだよね。
「これ。。。できそうもない。。」

「これは出来てはいけない>やってはいけない」
っていう命令として潜在意識は受け取って、出来ない為の行動をするんです。
自分で自分にそういう命令をしてるんです。