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バッテリーⅥ

 昨日バッテリのⅥ巻を買いました。Ⅴ巻までしか売っておらず、長い間待ってました。映画で見たので最後がどうなるか・・・知ってたのですが、映画と本では少し違う感覚です。
 さて、数日前から小説を読む際には「内容を楽しむ」だけではなくなってます。昨年末に出版社の方に「来年(07年のこと)には夏休みセミナや、弊社で行ってる教育の内容を本として書いてみたい。それも物語にしたい。」なんて大それたことを言ってしまいました。私に大きな影響を与えてくれたのは、中学1年のときに読んだ化学のドレミファです。また近年読んで最高だ!と思ったのはデッド・ラインです。教科書のように硬い本でなく、この2冊のように面白く&内容のある本にしたい。できれば中学生でも読んでくれるような本を目指したい。それが私に影響を与えてくださった方たちへの恩返しか?と思ったからです。
でも困ってます。論文チックな文章ならなんとかなるんですが、小説となると・・・。
(1)論文チックな文章では、登場人物(?)は私だけです。ところが小説では登場人物が複数になります。この場合、誰がしゃべってるかを示す必要があります。これが結構面倒です。そこで、表計算ソフトを使って、登場人物毎に列を設けてあたかもタイミングチャートのような形式で執筆しています。もっとも、本となった場合には「このままタイミングチャート式で記載する?」か否か、まだ考えてません。
(2)物語ですから、情景を説明する文章が必要です。これが面倒です。バッテリーを読んでて「よくも、こんな情景を思い浮かべられるな~」と感心しています。
(3)情景を考えたり、また登場人物同士の掛け合いを考えてると恥ずかしくなってしまいます。ギャグを飛ばすと・・・それが私の考え方の幹である・・・それを読者に見透かされるような気がします。
(4)物語とはいえ、樹系図を描いてから文章を書くようにしています。でも、少しでも気をぬくと各論に入ってしまいがちです。
(5)ギャグや情景に凝ってしまうと、一番言いたいことがぼやける可能性があります。このバランスが必要なんだと感じてます。

 こんなに物語を書くのが難しいとは想像してませんでした。あ~あ、あんなこと言わなきゃよかったかな?
バッテリーⅥ_b0098477_20522188.jpg
by cadic4d | 2007-04-26 21:09 | 読書 | Comments(3)
Commented by morinokuma3715 at 2007-04-26 23:05 x
この間、「良い文章を書きたいなら良い文章を読め。ただ漠然と読んだだけではダメだ。どういう構成になっているのかきちんと分析することが重要だ。」という話を聞きました。井上ひさしさんの文章がなかなか良いとの話もありましたし、彼自身が文章の書き方のコツを著書で紹介しているようです。
あと参考までに、「原稿用紙10枚を書く力」という本もなかなか良さそうです。(これは今私が注文している本です。)
Commented by morinokuma3715 at 2007-04-26 23:44 x
井上ひさしさんの本はこれですね。

http://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E5%AE%B6%E8%A3%BD-%E6%96%87%E7%AB%A0%E8%AA%AD%E6%9C%AC-%E4%BA%95%E4%B8%8A-%E3%81%B2%E3%81%95%E3%81%97/dp/4101168199/ref=sr_1_1/250-5017471-4584218?ie=UTF8&s=books&qid=1177598542&sr=8-1
Commented by cadic4d at 2007-04-27 02:55
ありがとうございます。とりあえず WISH LISTに加えました。