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ハッピーになれる算数

 昨日は弊社の営業2人+お客様2人+私の合計5人で会食をしました。考えてみたら・・・今週は日曜・火曜・土曜の3日が自宅で夕食。ウイークデイのうち4日の夕食を外食でした。減量には辛いです。
 さて、昨日やっと「ハッピーになれる算数」を読み終えました。著者の新井さんが、読者へ言いたかったことが素敵でした。同感です。書籍に記載してあって&素敵!と思ったことを書き出しておきます。
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・数学ができるようになるかどうかは、あたりまえのことをバカにせず、省略せずに、順番に書く練習ができるかどうか、にかかってます。それをくり返すうちに、シンプルで説得力のある「センスのよい答え」が書けるようになるのです。そして、それは、数学に限ったことではありません。かっこいい判決文を書く、おいしいおせち料理をつくる、イチローみたいな選手になる、法隆寺の五重塔を建てる、映画「となりのトトロ」を作るなど、「意味のあるほとんどすべてのこと」に共通する基本的な性質です。 P.183~

・数学という科目は、公平なコミュニケーションができる、冷静でハッピーな大人になるための訓練のひとつだ、と私は思うのです。 P.196~

・この7つのポイントがきちんと身についたなら、あなたはハッピーになれる能力を獲得できるはずなのです。 P.195~
1.議論をするまえに、前提になっていることを書き出せること。
2.前提は誰にでもわかるように簡潔に書くこと。
3.議論を進めるときは「お告げがあった」とか「○○さんが言ったから」とか「ふつうにそうじゃん」という非論理的なことは言わないこと。
4.なにかを主張するときには、理由をわかりやすい言葉できちんと説明すること。
5.議論はあっちこっちに行かずに、順序よく進めること。
6.結論をきちんと書く。
7.自分が主張したこと(式、証明、議論)を冷静に第三者の視点から見直すこと。

・つまり、たとえばあなたが、人々の生活や幸せを左右する職業(そうじゃない職業なんてないはずですけど)につくつもりなら、どんなにめんどうな場合分けと複雑な条件をまえにくじけそうになっても、論理的に考え、粘り強く調査し続けなければならないのです。それが、そうした職業についた者の責任です。検事や裁判官をはじめとして、重要な制御プログラムの開発にあたるプログラマーやビルや橋の設計者などには、ぜったいに欠かせない能力だといえるでしょう。憧れや情熱だけでは、こういう仕事は務まらないのです。 P.215~

 素敵でしょう~!!
ハッピーになれる算数_b0098477_719034.jpg
by cadic4d | 2008-11-20 07:20 | 読書 | Comments(2)
Commented by morinokuma3715 at 2008-11-20 22:37 x
素敵!!今,まさにそのことを実感しています.
ハッピーになれる条件,じゃなくて,「プロとは何か?」と考えても当てはまる気がします.
「プロ」はこの7つの原則を見事に守っていますよね.
その仕事でメシを食う=プロ(職業),と単純に考えたら,自分に「プロ意識」を持たなくてはいけないのは当然,と思います.
私もこの本読んでみたくなりました.
Commented by cadic4d at 2008-11-20 22:54
ごめん これで、また本代がかさんだ??