時代の違い
撮影した画像を整理してて飛行機の脚の形が変わってきてる事に気づきました。
下の画像は1950年後半に設計を開始。1960年代半ばにテスト飛行をした爆撃機のものです。パイプを組み合わせて作ってあります。
次は1980年半ばに設計されて、1990年にテスト飛行した戦闘機のものです。こちらは大きな素材から削りだして作った部品を使ってます。
前者を開発したころは、2DCADもなかったのでは? 当然材料力学の公式を使って式をたてて、それに数値を代入し手回し計算機をぐるぐるとやって強度計算してたんじゃないかな?なので、式をたてやすい形状=パイプになったのでは?と思います。後者を開発したことには2次元CADは登場してました。また大型計算機を使って「立体形状作成→メッシュを切って→強度計算」を行っていた末期? 一部は3DADを使ってモデル作成→CAEソフトで解析をしていたころです。脚を構成する部品の最外形をなるべく小さくしたい。だから入り組んだ形になる。それでも、強度計算できるようになった・・・。その結果、脚を構成する部品の形が変わってきたのだと思います。こんなところに時代のち外を感じました。
下の画像は1950年後半に設計を開始。1960年代半ばにテスト飛行をした爆撃機のものです。パイプを組み合わせて作ってあります。
次は1980年半ばに設計されて、1990年にテスト飛行した戦闘機のものです。こちらは大きな素材から削りだして作った部品を使ってます。
前者を開発したころは、2DCADもなかったのでは? 当然材料力学の公式を使って式をたてて、それに数値を代入し手回し計算機をぐるぐるとやって強度計算してたんじゃないかな?なので、式をたてやすい形状=パイプになったのでは?と思います。後者を開発したことには2次元CADは登場してました。また大型計算機を使って「立体形状作成→メッシュを切って→強度計算」を行っていた末期? 一部は3DADを使ってモデル作成→CAEソフトで解析をしていたころです。脚を構成する部品の最外形をなるべく小さくしたい。だから入り組んだ形になる。それでも、強度計算できるようになった・・・。その結果、脚を構成する部品の形が変わってきたのだと思います。こんなところに時代のち外を感じました。
by cadic4d
| 2016-06-13 07:31
| 出張
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Comments(2)