人気ブログランキング | 話題のタグを見る

理科系の作文技術

 今回も「中公新書 木下是雄著 理科系の作文技術」を読んで面白かったことを記載します。くどいですね。ごめんなさい。
理科系の作文技術_b0098477_1335447.jpg「8.3まぎれのない文を」に「黒い目のきれいな女の子(がいた)」という文章が記載されてました。これは例えば以下のように複数の解釈をできるので、まぎらわしい文章とのことでした。
(a)黒い目の、きれいな、女の子
(b)黒い、目のきれいな、女の子
確かに、意味が違います。男性なら期待や好みがあるので、あえてどちらか一方にしか読み取れないかもしれませんね。後姿(を見て想像に胸を膨らませる・・・(^^)冗談はさておいて、同様の例題を2つ記載します。
★孔Aの2倍の大きさの孔をあける。
孔の直径が2倍?それとも面積が2倍?
★AはBより5倍大きい
A=5B? A=B+5B?
何気なく使ってる言葉なんですが、紛らわしいですね。皆さんも、こんなまぎわらしい思いをしたことはないですか?
 さあ~!!誰が読んでも同じ意味にしか解釈できない文を書けるように気を配るように・・・がんばろうっと!(^^)
では。
by cadic4d | 2006-06-12 13:46 | 読書 | Comments(0)