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Pがない?

Pがない?_b0098477_7401559.jpg 昨日はクルマ三昧の1日でした。
(1)「ハービー機械じかけのキューピッド」のDVDを見て
(2)クルマを点検に出しに行き
(3)CARSという映画の試写会に行ってきました。(クルマ好きの人は見てみてください。面白い)
 さて、クルマ屋さんで面白いものを発見しました。画像を見てみてください。オートマのシフトセレクタです。「P」の文字がないのに気づかれましたか?不思議に思いませんか?「オートマのクルマでは駐停車する際にはシフトを「P」の位置に位置させろ!」と教習所で習いませんでしたか?これは掟破りなクルマ???
 一般のオートマでは流体継ぎ手という仕組みを用いてます。扇風機を2台向かい合わせて配置する。その一方の羽を回転させると、風の勢いで他方が回転します。それと同様の仕組み+変速装置を用いてます。「Pのない」このクルマではマニュアルトランスミッション+コンピュータ+アクチュエータ(シリンダ、モータ等、力を出して動くもの)で構成されていると考えてください。コンピュータが走行速度、エンジン回転数などを検出して、マニュアルトランスミッションを動かしているんです。多分いすゞのNavi5が最初に採用したのではないかと記憶してます。最近はF1カーや、大型バスで使われている技術です。流体継ぎ手に比べてエネルギ損失が少ない、流体継ぎ手のオートマに比べて開発費が少ないと言われてます。
 「P」がない理由でしたね。すいません。ディーラの人に聞いてみたら「止まった直後はニュートラルになります。その後しばらくすると自動で1速にシフトしてくれます。これがPの代用です。」とのことでした。
ふ~ん。おもろいロジック。
 では。
by cadic4d | 2006-06-18 07:44 | 思いのまま | Comments(0)